慢性疲労症候群ではないケース



慢性的な疲れが長期間続く場合でも、次のような場合は、慢性疲労症候群(CFS)ではありません。しかし、慢性疲労症候群ではないからといって、疲労感を回復しようとせず放置しておくと慢性疲労症候群に移行する場合もありますので、注意しましょう。
 
 

慢性疲労の場合

慢性疲労症候群慢性疲労」「慢性疲労症候群」は、言葉はよく似ていますが、きちんと区別して考える必要があります。

(例)
仕事が忙しく、毎日遅くまで残業する生活が続いていて、常に疲れている。
赤ちゃんのいる母親が、深夜の授乳や連日の育児のため、常に寝不足で疲れている。
仕事を持つ兼業主婦が、昼間は仕事、夜は溜まっている家事で、一日中休む間もなく働いている。
 
慢性疲労症候群

 このような生活をしている人は、
 誰でも慢性的な疲れを感じるでしょう。
 
  
このように、疲れる原因がある程度わかっていて、疲労感も日常の生活が続けられる程度のものである場合、これは「慢性疲労」と呼ばれます。

ほとんどの場合、十分な休息をとる等、疲労となる原因を取り除けば回復します。

ただし、慢性疲労から慢性疲労症候群に移行するケースもありますので、注意が必要です。できるだけ疲労を放置せず、回復させるよう意識的に休息をとるようにしましょう。
 
 
 

精神的な疾患による疲労の場合

慢性疲労症候群
うつ病、パニック障害、身体表現性障害などの精神的疾患がある場合、多くは慢性的な疲れを感じます。

この場合、精神疾患を治療することで、疲労感も回復されます。

しかし、もともと精神疾患のなかった人が慢性疲労症候群になり、会社を休まざるを得なくなったり、周囲の人から怠け者扱いされることにより、うつ状態になることがあります。

このように、慢性疲労症候群の患者が、精神疾患を引き起こす場合も多いので、慢性疲労症候群と精神疾患の両面からの治療を受けることが必要になります。
 
 
 

身体的な疾患による疲労の場合

風邪やインフルエンザにかかった場合、疲労感が続き慢性疲労症候群とよく似た症状が出ます。もちろん風邪が治れば、症状もなくなります。

生活習慣病などの慢性疾患や、更年期障害がある場合、疲労感が続くことがあります。このような病気による疲労の場合は、慢性疲労症候群の診断から除外されます。

しかし、生活習慣病のように完全治癒が難しい病気の場合は、疲労感も長期にわたって続くので、疲労に対するケアは必要です。

自分では気づかない病気例えばがんや甲状腺疾患などが体内で進行していて、疲労感を感じることもあります。

原因不明の疲労が続いた場合は、慢性疲労症候群を疑う前に、まずは他の疾患がないか内科医を受診することをおすすめします。


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