原因1:ウイルスについて
ウイルスによる感染

欧米では、EBウイルス(エプスタイン・バー・ウイルス)の感染が、慢性疲労症候群の発症と関連しているという報告が多くみられます。
1984年にアメリカで慢性疲労症候群が集団発生した際にも、このEBウイルス(エプスタイン・バー・ウイルス)が関与していたと考えられています。
EBウイルス(エプスタイン・バー・ウイルス)とは、ヘルペスウイルスの一種で健康な人でも体内に保有しており、唾液によって感染し、急性伝染性短核球症という病気が発症することがあります。

その他、慢性疲労症候群の発病と関わりがあると報告されているウイルスは、
エンテロウィルス、単純ヘルペスウイルス、帯状ヘルペス、インフルエンザウイルス、マイコプラズマ、
コクシエラ、トキソプラズマなどがあります。
しかし、ウイルスに感染したことそのものが、慢性疲労症候群の直接の原因ではないと言われています。
実際の慢性疲労症候群患者のケースでは、もともと慢性感染症や体内にヘルペスウイルスをもっていた人が、ストレスなどで免疫力が低下した際に再活性化して、慢性疲労症候群(CFS)の発症に関わっていると考えられています。