原因2:ストレスについて



NK細胞について

慢性疲労症候群の発症には、ストレスが大きく関わっていると考えられています。

人間の免疫システムの中で、非常に重要な役割を果たしているのが、
「NK細胞」(ナチュラルキラー細胞)です。

慢性疲労症候群NK細胞とは、体内に侵入してきたウイルスやがん細胞などの病原体を撃退する働きをする、リンパ球の中にある細胞です。このNK細胞の機能が働いているから、私たちは健康に生きていけるのです。

ところが、ストレスによって、このNK細胞の活性が抑えられてしまいます。

NK細胞の活性低下 = 免疫力の低下

ということになります。

慢性疲労症候群人間の体の中には、様々なウイルスや細菌を持っていますが、普段は免疫力によって活動が押さえ込まれています。しかし免疫力が低下すると、様々な病原体が活性化したり、新たに体内に入ってきた病原体を撃退できずに、病気の発症へと繋がるのです。

 
 

慢性疲労症候群とストレス

ストレスがどのように慢性疲労症候群の発症に繋がっていくのでしょうか。

慢性疲労症候群ストレスによりNK細胞の活性が低下すると、NK細胞によって活動がおさえられていたEBウイルスなど、慢性疲労症候群の原因と考えられているウイルスの活動が活発になります。これをウイルスの再活性化といいます。

ウイルスが再活性化すると、人間の免疫システムが「インターフェロン」や「TGF−β」といった免疫物質を作り出します。これらの免疫物質は
「サイトカイン」と呼ばれています。

慢性疲労症候群脳は免疫細胞にウイルスを攻撃するように指令を出しますが、免疫力が低下しているためウイルスの活動は抑えきれません。そして、さらに多くのサイトカインが放出されるのです。

慢性疲労症候群サイトカインは、そもそもウイルスなどの病原体に対する防御反応として産生されるものですが、それが過剰なレベルになると、人間の様々な組織にダメージを与えます。


サイトカインの過剰産生はサイトカイン・ストームと呼ばれ、気道閉塞や多臓器不全を引き起こしたり、スペイン風邪やトリインフルエンザによる死亡原因とも考えられています。

またサイトカインの過剰産生が精神症状への影響(抑鬱)や、ホルモンの分泌量へ影響も指摘されています。

慢性疲労症候群の原因としては、サイトカインの過剰産生が、脳や神経細胞などのダメージを与え、強い疲労感や倦怠感が長期にわたって持続すると考えられています。


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